VOL.1 《20秋:フランス訪問記①こんな偶然という必然があるのか》

◆ブログをはじめました

~「ある日ある時のひとコマから浮かび上がる新しい視座」

というテーマでつづります。時系列はまちまちになりそうです。

およそヒトがつくり出す「モノコト」はよく眺めてみると、背景があり、

積み重ねられた日々の「なにか」が結実した、

あたかも果実のように感じます。

中には歴史や文化や風土のような背景があるかもしれません。

「なにか」の結実には様々な積み重ねが垣間見られ、

実に興味深いのです。

ある日ある時のひとつひとつの積み重ねが、どんな今に繋がり

どんな未来をもたらすかに想いを馳せて生まれてくる

そんなワタシの視座を

面白がっていただければと、雑記風に、

テキトーな軽ろやかさでつづってみたく思います。

どうぞよろしくお願いします。

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さて、今回はワタシの《フランス訪問記》です。

前回同様にイマエダヨシヒトという男を

第三者の視点からつづってみることで

見えてくる何にかを楽しんでいただければ幸いです。

何回かに分けてつづります。

今回は、「こんな偶然という必然があるのか」というお話。

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その男はの取る行動は、時折読めない。

突如、フランスに行くと言い出した!!!

コロナがなければ、今年9月にあるはずだった、

ドイツケルンの展示会。

残念ながら、準備していたことが宙に浮いてしまったのだ。

目標が欠落すると、途端にシゴトの面白みをなくす

典型的なパターンを持つこの男。

この展示会へ出展することで、世界の扉が開く!と

勢い込んでいただけに、人知れず心が折れかかっていた。

そんな時、

フランスでベビー用品をやっている20年来の友達、

キャンディド社の代表フレッド

その彼から、近いうちに来い!フランスに来い!と、

連絡があったのだ。

その男の気分がわかったかのように…

https://www.candide.fr/

好き嫌いが思いのほか激しいこの男

珍しく年齢も近く、両親の仕事を引き継ぎ、

境遇も環境も事業規模も似ていたことから、

このフレッドとはすぐに親しくなった。

事業や経営への世界観や思想にお互い共鳴し

ウマも合ったのだろう。

フレッドからの誘いだし、もちろん2021に向けての

準備もある…ただ、このいまの世の中、世界中心配事は共通。

一応だが、周りの目も気にならないわけではない。

半分は行くつもりでいたが、やはりどこか引っ掛かりがあった。

ところが、この男には巡りあわせという何かが働くのだろう。

その男のもう一人のパリ在住の友人から

「秋のパリに来い!いいから来い!」との誘い。

その友人はパリでアーティストをしている、実は日本人、

名はItu’(イトゥ)

https://www.instagram.com/p/Bcts3FQjGn5/

この男とItu’との出会いも

面白いのでまた別の機会に書きたいと思うが、要するに

この男が「オレもアートやってみたい」と思わせ、

実際に、アートを始めてしまったきっかけが

このItu’という面白いアーティストとの付き合いからだったのだ。

引越を余儀なくされた先の社屋外壁を

彼にアートしてもらった。

※その男と訪れた知人の来社記念に(笑)

Itu’のいうことはたいがいモノゴトの本質を突いていて、

アーティストの持つ独自の嗅覚や

色彩や造形への感性みたいなものが

コトバに乗っかっている。

その彼が「コレがいいんじゃない?」と

提案したりするときは、大抵そうした方がいいことが多い。

で、今回のフランス行きは

彼の誘いが後押しになり、万難排して臨むことになった。

2020年この男が新たに始めたのがアート

9月に行った奈良の神社からインスパイアされ

創りあげたのが下記の2つの写真

フレッドのところに行きつつ、

パリに触れたこの男が

どんなアートをまた産み落とすのか?

街を歩き、美術館やデパートを歩き、セーヌ川のほとりを

気ままに走りながら、

アーティストのそばでアーティストの暮らしを垣間見ながら

いったい何を感じるのか?

その男自身、そこがものすごく楽しみだったのだ。

結論から言えば、

(たぶんアーティストにとって当たり前かもしれないが…)

天と地がひっくり返る気づきがあったのだ。

それは、帰国後3日たって

写真整理をしていた瞬間、突如として来た。

※コレ、今回の本題ではないので(笑)

ココも後述します。スミマセン。


ここまで、大変まどろっこしいお話で恐縮です。

実は、シゴト先のフレッドが…

10年選手のアーティストだったんです!!!!

フレッドは、その男がアートを始めなかったら

決してその事実は明かさなかったという。


自分のためのアートであることが大事なんだと。

ただ、友達が始めたアートを応援したくなった。

アートの話を一緒に語りたかった。

だから、シゴトの話以上に

アートを語ることを楽しみにしていたんだと。

そんなことが、まさかあるなんて・・・

しかも、10年描き続けていたそうだ。

彼は父をなくし、事業上のトラブルで姉と仲違いし、

何年か前には大きな投資があり

今回はコロナ、さすがに大変な困難を経験した。

さまざまな出来事があった中、彼はアートし続けたという。

フレッドはその男にもさまざまな出来事が10年の間にあったことを

よく知っている。

同じ業界にいて、同じ事業継承者だ。

モノづくりをし、世の未来を明るく見つめようとする

そのまなざしは、二人とも似通っていたから。

だからこそ、フレッドはそのアートを

男に見せたかったんだと。

こんな偶然があるのか?

フレッドはアートを始めて、人生が変わったといった。

その男はフレッドの話を静かに聞いて

すこし涙ぐみそうになった。

フレッドは

人生のいろいろこそアートだよなと言うから・・・

アーティストに誘われて渡仏し、シゴトしに行った先に

まさかアートがあるなんて・・・

男にとって、必然としか思えなかった。

フレッドは仕事で世界のいろんな国に行く。

だが、彼はNYで学んだ秀才だ。

だからそこの夜景が故郷のように感じるんだそうだ。

目をつぶると、あたかも瞬きをしたようにNYの夜景を感じる。

それが絵のモチーフになった。

香港は賑わいが激しい。

展示会ともなるといろんな国からいろんな人が集まる。

フレッドの親しいパートナーがたくさん訪れるその展示会で

時折ひとりになってタバコを吸うと、煙の向こうに絵を感じるんだそうだ。

フレッドはひとしきり話すと今度はその男のアートに目をやった。

偶然のように見えた必然。

なぜこんなことが起きるのか?

なぜ、必然だったのか?

続きは次回フランス訪問記②にて。

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